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徒然ならぬ人生

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2004年 05月 08日

役に立たない音響機器講座

本当は、これは昨日書こうと思ってたんですけどね。
珍しく昨日は仕事してたもんで。

さて、今回はスピーカーの仕組みについて書きます。
(一般的なものについて書きますが、
 全部がこれに当てはまるとは思わないでください)


スピーカーは、主に四つの部分で出来てます。

・コーン
・コイル
・磁石

・箱

この4つが重要です。

まず、コーンですが、実際に音を出す部分となります。
大きなスピーカーの正面についている丸い奴です。

こいつの素材、大きさ、厚さなどが音に重要な意味をなします。


続いてコイル
こちらは、コーンの裏側に張り付いている、
電線を何百回も巻いた物です。

これだけでは音はでません。

コイルの中心に、コイル触れないように
磁石が設置されてます。

これで、コイルに電流を流すことで、
もう音が出ます。

何で音が出るかというと、非常にややこしい話になるので、
かなり割愛しまして、

電磁誘導の理論により、コイルが動いて、コイルの張り付いている
コーンが振動して、コーンの振動により、空気が揺れ、
空気の揺れが音となります。


さて、わざわざ離して書いてあったですが、
なんで離してあるかと言うと、上の三つで音は出るからです。

ところが、箱を侮るなかれ。

これの出来いかんで、音はアホみたいに変わります。
箱の作り方だけで、分厚い本が一冊出切るぐらいです。
(売ってるのを買えばいいんだけどね)

何故、そんなに音が変わるかというと、
コーンは後ろにも音を出してるからです。

この後ろから出てくる音を、上手に使えるかどうかで、
そのスピーカーの質が変わってしまいます。


さて、ここからが、どうでもいい話。<!Σ( ̄□ ̄;えっ

マイクについて。

マイクは構造がスピーカーとほとんど一緒です。
(ダイナミックマイクに限る。)

コイルの揺れを、逆に電流にしてるだけです。


じゃあ、マイクに電流を流せば音は出るのかというと、
出ます。
(簡単に壊れてしまいますので、注意してやってください。)


さてここまでで気付いた人もいるはず。


スピーカーで音は拾えるのか?
もちろん拾えます。
(めちゃめちゃ効率悪いけど。)

是非一度、お試しあれ(まずしないでしょう)。

by nobu-si | 2004-05-08 22:06 | 音響機器


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